現在、就職フェアは全国各地で行われており、日時も特に定まってはいないので、関心をお持ちの方はぜひネットなどで調べてみることをお勧めします。
就職フェアに行くことで、ネットやハローワークを通しての求職活動では見つけられなかった企業と縁ができることもありますよ。
履歴書や職務経験書などの書類を用意していなくても、就職フェアには参加可能です。
とはいえ、採用を希望する企業が参加していることがわかっている場合は、いつでも提出できるように履歴書や職務経験書を書いて行った方が就職活動に有利です。
その企業の採用担当者に、自分がその会社を希望しているというアピールが可能だからです。
就職フェアに参加する際に履歴書を持って行くことは、希望する会社が出ていない時でも使うことがあります。
採用を希望する業種があるならば、そういったアピールを履歴書に書いた上で会社側に提出することができるからです。
はっきりした志望動機を書き込んだ履歴書には、人事担当者を納得させるパワーがあります。
就職活動で成功する上で重要な点は、履歴書や態度を通して、自分自身は会社に有益な人材になりえると担当者に伝えることなのです。
働く気概がどれほどあるかを見せることと、働く能力があるかを見せるようにしましょう。
人事担当者側も、採用に値する人を求めています。
会社の人事担当者が就職フェアで人探しをしているのは、就職したいという意志のある会社の欲しい人材を捜すためであり、そういう人を待っているのです。
就職フェアに来てはいないだろうと思っていた会社でも、思いがけず参加していたという展開もあります。
目の前にチャンスが転がっていた時に掴めるよう、就職フェアには履歴書などを持って行くといいでしょう。
日本国内のニートやフリーターの数を減らすためには、若手の労働力を農業就労に振り分けるべきではいいのではと言った議員がいます。
残念ながらフリーターやニートの問題を解決する決定的な方策には農業支援はなりえておらず、未だに国内の就職サポートは根治的な方策を見出すことができないでいます。
労働者同士で労働時間を分割しあい、互いの仕事を分け合うというワークシェアリングシステムも、未だに議論が成熟するに至っていません。
ワーキングプアと呼ばれる、正社員並みに、あるいは正社員としてフルタイムで働いても、ギリギリの生活さえ維持が困難、もしくは生活保護の水準以下の収入しか得られない就労者の社会層が存在する労働市場の問題も考えられるべきでしょう。
これまで失業者や貧困者によくあるパターンとは大きく違っているのがワーキングプアで、働く貧困者という名称もつけられており、なかなか重要な課題です。
先進国の労働市場で見られる新しい種類の貧困として、ワーキングプアは近年問題視されています。
このように就職支援についてはいろんな問題が労働市場には存在しているのです。
ニートやフリーターやワーキングプアのいずれも労働市場の性格に関わる問題です。
働き手の持つ諸問題、働き過ぎの問題や権利問題、それまでの考え方が通じないほど変わってしまった労働市場の状況と合わせて就職サポートを検討するべきでしょう。
実際に就職活動をし、働き口を見つけて就職するのは会社でも国家でもなく、青年本人です。
インターネットでは最新の情報が手に入りますし、フリーの就職情報ペーパーもあります。
就職活動に必要な情報は昔と違ってあちこちにあります。
就職サポートを活用することも大事ですが、仕事について見つめ直し、一人一人が明確なプランを持って仕事探しをすることも必要です。
再就職を目指してがんばるぞ~。