就職活動で、企業の詳しい情報を知りたいという場合に東洋経済新報社から発行されている就職四季報は役に立ちますね。
会社の実力・将来性を見極める為にも就職活動をする学生にとって必需品といってもいいと思います。
会社説明会などでは、平均年収の話や離職率などは詳しくは聞けません。
その点、就職四季報はそのような年収、採用数、平均年齢、平均在職率や離職率といったデータがしっかり載っています。
雇用条件を知るには、やはりこの本でしょうね。
また、賢い就職四季報の使い方として、この就職四季報の過去数年分を入手し、データを比較したりするといったことができます。
数年分のデータがあれば、どこどこの企業は平均年収がどれだけ増加しているとか、採用数が減ったなどの傾向がつかめて便利ですね。
しかしながら、この就職四季報には弱点もあります。
まず、掲載企業数があまり多くないことですね。
有名企業でも載っていないところがたくさんあるんですよね。
あと、それぞれの項目が「NA(回答拒否)」ばかり企業もあり、イマイチつかめないところもかなりあります。
「NA(回答拒否)」ばかりの企業は印象があまりよくないですね。
逆にそこに注目するという見方もありますね。
就職四季報によりいろいろな企業を比較検討することにより、自分に合った会社を選び出酢事が出来ます。
また東洋経済新報社の会社四季報は3900社を超える上場銘柄の全てについて最新情報が掲載されているので合わせてみるとより良いでしょう。
就職活動で内定を得るには就職面接は大事なポイントであり、面接を突破しないことには不可能です。
近年の就職活動では1対1の個別面接のほかにも面接形態がいくつかあります。
まず、「集団面接」ですが、これは数人の学生が一度に同時に面接を受けるものです。
面接官の質問に対する答える発言の順序によって異なりますが、最初に論理的にバシッと決められると、自分が話すことは「稚拙」ではないのかと思い込んでしまい、予定していた話を変えて失敗する場合があります。
この場合は、もう「人は人」と割り切ってしまって、自分の素顔をぶつけることが重要だと思います。
立派な話で合否が決まるわけではありません。
また、自分と似ているエピソードを先に喋られてしまい、面食らうこともあるでしょう。
しかし、慌てることはありません。
エピソードを説明するのみだと同じような話になるかもしれませんが、その背景にある自分の想いを語るのであれば十分に差別化は可能です。
なので、心配することはないですね。
もうひとつは「クループディスカッション」です。
これは一般的には、与えられた課題について学生何人かで討論させるものです。
このとき、話の主導権を握ろうという狙いで必要以上にテンションを上げて発言する人がいるものです。
しかしこれは独りよがりの行動に映ることもあります。
大事なのは「周囲の状況をきちんと判断した発言ができているか」ということでしょうかね。
その様子を面接官はしっかりチェックしています。
また、発言の中に物事への取り組み方を判断できる要素があるかどうかも面接官は見ています。
その上で、グループの発言を吸い上げて、与えられたテーマを結論づけていく方向へ模索する姿勢の有無も判断の基準にしているようです。
今挙げたふたつは慣れないと周囲に影響され、失敗する場合もありますから注意しましょう。
面接対策として事前に面接本を買ってきて目を通したり、練習をしておいてある程度なれておくことが大事ですね。
再就職を目指してがんばるぞ~。